今回は「こだわって玄米ご飯を炊きはじめたこと」についてのお話しです。
玄米ご飯のイメージ
突然、質問ですが…
玄米ご飯ってどう思いますか?
食べてみたいけれど「炊くのが面倒くさそう」というイメージの方、多くいらっしゃるかもしれませんね。
または、食べてみたけれど「美味しくなかった」という方もいらっしゃると思います。
想像してみると、こんな意見がありそうです。
- 炊き方が難しそう
- 美味しく炊けるかわからない
- 家で食べようとは思わない
- 固くて食べづらいかも
- 好みではない
- カフェのランチで食べるおしゃれなごはん
- 食にこだわっているひとのごはん(マクロビオティックなイメージ)
- 栄養があって健康によさそう
- 食物繊維が豊富そう
こうして挙げてみると、特別なごはんのように感じます。
日常の食事として家で食べるには、なんだかハードルが高そうに感じますね。
わたしは過去に炊いてみたことはありますが、うまく炊けなかったことで食生活に定着させられませんでした。
実は、わたしは、お米を研いで炊飯器にセットすることさえも億劫だと思っていたほどの面倒くさがりです。
そんなわたしでしたが、今では玄米ごはんを美味しく炊くことができるようになり、毎日欠かさずに玄米ごはんを食べる食生活になりました。
自分でも驚くことに、今の食の楽しみ&幸せのひとつが「玄米ごはんを食べること」となっています。
玄米ご飯がおすすめなわけ
わたしはこれまで、忙しいことと節約が必要なことを理由に、長年にわたって不健康な食生活を送ってきました。
そのせいで、年齢が進むにつれて、ツケと思われる体調面の不具合があらわれるようになってきます。
「乳がん、ステージⅢ」という大きな病気もしました。
健康診断では毎年、胃と腸の再検査が必要な体質です。
超便秘にずっと悩まされてきました。
健康面の不具合は大きな不安となり、どうにかして解消できないものかと思っていました。
あれこれ情報を探していたら、悩みを解消するために「玄米ご飯」を取り入れてみるのがいいかと思うようになりました。
その理由が、こちら↓です。
玄米は、白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できるため、完全栄養食と言われています。
引用元:マイセン 玄米大辞典
完全栄養食だなんて、素晴らしい!
だけど、美味しく炊けたことがないのに食べ続けられるかどうかと、取り入れるのを躊躇しました。
でも、美味しい玄米ご飯を炊けたら「玄米食」を定着させることができるはず。
そう思って、炊き方を自分のものにしようとあれこれ炊く方法を探した結果、ベストな炊き方を見つけました。
玄米ご飯の美味しい炊き方を紹介する前に、玄米ご飯がわたしに運んでくれた、劇的な効果を取り上げてみます。
5つのいいことがありました
玄米ご飯を食べるようになってから、いい変化が5つ起きました。
※わたし個人の状況です、ご承知いただければと思います。
なんだか、健康を考えてきちんと暮らしている人、になったような劇的な変化です。
実際は、まだまだ足りていない栄養もあるとは思うのですが。
玄米ご飯があまりにも美味しくて、そしていいことがいくつもあって、そうなると、炊くことが面倒と思うかどうかもわからなくなりました。
健康的に生活をすることに、もう少し気を配れるようになっていける気がします。
わたしが炊いている方法
玄米ご飯を簡単においしく炊いて食べ続けたいと思い、炊く方法を模索した結果たどりついたわたし流の炊き方をご紹介します。
わたしはもともと炊飯器の扱いが得意ではなかったので、ガスの火で炊くことにしようと思いました。
「釜炊き三昧」を使って、簡単に炊いています
ステンレスの鍋でも土鍋でも、そして炊飯器でも、それぞれの器具に応じたおいしく炊ける方法はいろいろあると思います。
わたしはいくつか試してみて、自分の好みに炊ける釜を見つけました。
それがこちらの釜です。
わたしは「釜炊き三昧5合炊き」を使用して、お米3合をガスの火で炊いています。
「釜炊き三昧」には5合炊き以外のサイズもあるようですが、わたしは5合炊きを選びました。
(下の画像は、わたしが実際に使っているものです。)
この釜に出会ったおかげで、玄米ごはんを続けて食べることができるようになりました。
シンプルで取り入れやすいことで、面倒なことが苦手なわたしでも使い続けられるので、出会えてうれしい釜です。
玄米を洗って、釜に入れる
まずは、3合分のお米を洗います。
こすり合わせるようにごしごしと洗います。(水換えは少なめにしています)
ざるにあげて、水を切ってから、玄米を釜に入れます。
そして、分量の水を入れます。
お米3合に対し、水の量は800㏄です。
この釜は内側に、白米用ですが水位の線があります。
玄米3合に対して水800㏄を入れた場合、下の画像のようになります。
こちらの釜にはがあるので、水を計量する手間を省けます。
水につけて、吸水させる
吸水は3時間以上あるとよいようです。
わたしは、一晩おきます。
(短い吸水時間でも炊ける方法があるようですが、わたしはたっぷり吸水させてから炊くのが好きです)
気温が高くない時期は、そのまま室内に置いて吸水させます。
夏場は、タッパーに入れてかぶるくらいの水(この時点では適当な量です)に浸けて、冷蔵庫に入れておきます。
冷蔵庫から出して、水を切らずにお米を釜に入れてから、足りない分量の水を入れます。
いったんザルにあげて、水を切る方法もあるようですので、それはお好み次第かと思います。(根拠は調べてみたいと思います)
強火または中火で炊き始める
わたしは強火で炊き始めます。
コンロの火力のもよりますが、5~6分(条件により前後します)で下の画像のように沸騰します。
ふたがカタカタと音を立てるので、それが沸騰の合図です。
弱火で30分炊く
それからすぐに弱火にして、30分間炊きます。
炊き上がると、こんな感じになります。
(お好みですが)おこげを作る
わたしは、炊き上がってから、強火で2分間加熱します。
10秒から2分くらいの間で、ご自分のお好みの加熱時間でよいかと思います。
(おこげが欲しい、水分を若干飛ばしたい、という好みでなければこの加熱は必要ないです)
15分間蒸らす
蒸らすことで、ふっくらとします。
炊き上がった直後は釜からごはんがはがれにくいのですが、蒸らすと、ごはんは釜からきれいにはがれます。
これで、出来上がりです。
すぐに食べる分以外は、熱いうちにお茶碗1杯分ずつタッパーに詰めてふたをし、粗熱をとってから冷凍します。
食べるときは、凍ったまま電子レンジで加熱します。(500Wの場合で、3~4分が目安です)
お弁当のごはんは、わたしはこの方法で活用しています。
職場で電子レンジが使えるなら凍ったまま持っていくことで、保冷剤の役目も果たしてくれそうですね。
まとめ
以上紹介したのは、わたし流の食べ方です。
食べてみたいという方がいらっしゃれば、参考にしていただければうれしいです。
体質が合わない、好みが合わない、そういう方もいらっしゃると思うので、みんながみんな同じメリットがあるわけではないと思います。
取り入れられる際はご自分の調子と相談していただくのを大事になさってください。
食生活を、できるところから改善することで「健康」を考えるきっかけになったので、これからも気分が上がることを取り入れていこうと思っています。
次は、「塩こうじ」に挑戦しようと準備をしています。
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