はじめまして
はつ香と申します。
50代独身、女性で、現在はパート待遇で事務の仕事をしています。
いきなり重たい話ですみませんが…
50代の半ばで、正社員として転職した会社で1年たたずに「クビ」になり、失業しました。
正確に言うと、選択肢を2つ示されて、どちらも「選べるわけない」内容だったので、退職を申し出ることにしました。
たっぷりと「人格否定」をされての退職だったこともあり、その後に働く自信が持てず、求職活動は散々たるものでした。
精神的なリハビリもできないうちに、体調まで崩してしまいました。
処方してもらった薬のおかげで、2か月ほどで日常生活を送れるくらいに体調は回復できました。
ですが、気持ちがふさぎ込む状況は変わらず無職のまま時間だけが過ぎていく日々を、あの頃は過ごしていました。
簡単な自己紹介
経歴を少しお話ししたいと思います。
昭和40年代に、とある田舎で生まれ、そこで18歳まで暮らしました。
都会での一人暮らし歴が、10年ほどあります。
新卒で大きな会社に就職したものの、自分の実力不足を思い知らされ、5年ほどで転職しました。
20代後半で結婚し、40代半ばで離婚しました。
子どもはいません。
住まいも預貯金も失って離婚し、“いったん”というつもりで、実家に身を寄せました。
暮らしを立て直したら出て行くように言われていましたが、ほどなく乳がんにかかっていることがわかりました。
ステージⅢの進行がんで、手術と抗がん剤の治療をしました。
今は、数年間の治療と経過観察を終え、さいわい無事に過ごせています。
ただし、体力と経済力とがボロボロになったことで一人で暮らすタイミングを逃し、少し引け目を感じながら実家住まいをしています。
転んだあとの人生をどうするか?
自業自得という自覚はありますが、「しくじり」な人生を送ってきました。
離婚をするまで、派遣やアルバイトを掛け持ちして身を粉にして働いていたことも実にならず、スキルも資金も全くないまま50代半ばを迎えました。
ないものを挙げるのは好きではありませんが、体力(健康)・経済力・人徳・特技…どれも、あるとは言えない状態です。
愚かなシニアの行く末いかに、という感じですね。
とは言え、停滞してばかりいるのも哀しいので、何か行動をすることで心の落ち込みから解放されると思い、いくつかの新しいことに挑戦することにしました。
少しずつ変わり始めていることを糧にして…
そこで、今までのわたしなら、やろうと思わなかったことをいくつか始めました。
簡単な習慣を取り入れる、からだを鍛える、愚直に練習をする、そんな内容のことです。
大々的な再出発ではなく、本当に小さなことから始めました。
「続ける」ということに対して、自分はどうせダメと思って生きていたわたし。
ところが、そんな「続けられない」わたしが、なぜかいくつものことを続けられるように変わってきました。
どんなことをしているかは、ブログの中で紹介していきたいと思います。
そして、自分でもわからない、続けられている理由も考えてみようと思います。
続けられることが増えてくると、少しずつですが変化が訪れました。
自分のことを不幸だと思っていたけれど、このうえなく幸せだと思えるように変わりました。
もちろん、自分のちからだけでは、こんな心境になれなかったと思います。
わたしの助けになってくださったかたがた、役に立ってくれた様々なことなども、感謝を込めてこの先のブログの中で伝える機会を作りたいと思います。
たま~にでいいので、この50代の新しい挑戦のことを思い出していただけたらうれしいです。
よろしくお願いします。