はじめまして
「Mint Blog」を運営している、“はつ香”と申します。
自信が持てることがひとつもないまま50代を迎え、すでに半ばを過ぎました。
女性、独身で、現在はパート待遇で事務の仕事をしています。
失業して八方ふさがりになったときに、「50代の初挑戦」をテーマにブログを始めることを思い立ちました。
そのおかげで、自分がどう望んでいるのかがようやくわかりました。
「気分が上がる日々を過ごしたい」と。
上がるといっても、天高くというほどではなく、ゼロのちょっと上というイメージです。
これまでの気分が、数字で言うとどちらかというとマイナスだったので、わたしにとってはそれでも高い望みです。
というわけで、ブログテーマを「50代の初挑戦」から改め、「50代からも、気分よく過ごす」こととして、新しく始めたこと、日々やっていることや感じたことなどを記事にしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。
ブログを始めたきっかけ
いきなり重たい話で始まりますが…
50代の半ばで、正社員として転職したものの1年たたずに「クビ」になり、失業しました。
「クビ」という表現をしましたが正確に言うと、選択肢を2つ示されて、どちらも「選べるわけない」内容だったので、退職を申し出るしか選ぶ道がなかったのです。
選択肢を示される過程で、たっぷりと「人格否定」をされたことがこころに重くのしかかり、「自分には何の価値もない」と思うようになりました。
その後、働く自信が持てず、散々たる就職活動の結果が続きます。
精神的にリハビリするきっかけもないまま求職活動を始めたことも無理だったのか、体調まで崩してしまいました。
2か月ほど薬を服用したおかげで、日常生活を送れるように体調は回復できました。
ですが、気持ちがふさぎ込む状況は変わらず無職のまま時間だけが過ぎていく日々を、過ごしていました。
気分が上がったり下がったりの毎日でした。
ビジネス書、自己啓発本を読むことがこころの支えとなり、何をしようか模索し始めました。
そんな中で「ブログを始めること」にたどり着くことができたのです。
過去と未来
これまでのしくじりなど
昭和40年代に、とある田舎で生まれ、そこで18歳まで暮らしました。
都会での一人暮らし歴が、10年ほどあります。
新卒で、規模の大きな会社に就職したものの、自分の実力不足を思い知らされ、5年ほどで退職しました。
(このころから、自分をダメだと思う考え方のクセが始まり、50代まで続いたのかもしれません)
20代後半で結婚し、40代半ばで離婚しました。子どもはいません。
住まいも預貯金も失って離婚し、“いったん”というつもりで、実家に身を寄せました。
暮らしを立て直したら出て行くように言われていましたが、ほどなく乳がんにかかっていることがわかりました。
ステージⅢの進行がんで、手術と抗がん剤の治療をしました。
今は、数年間の治療と経過観察を終え、さいわい無事に過ごせています。
病気をしくじりとは思っていないのですが、健康に気をつけてこなかったこと、自分を大切にしてこなかったことは反省した方がいいと気がつきます。
体力と経済力とがボロボロになったことで一人で暮らすタイミングを逃し、少し引け目を感じながら実家住まいをしています。
詰んだあとの人生をどうするか考えた
自業自得という自覚はありますが、これまでで何かを成し遂げたことが何もありません。
仕事の面では、離婚をするまで(元夫の借金返済のため)派遣やアルバイトを掛け持ちして身を粉にして働いていたにもかかわらず、スキルも資金も全くないまま50代半ばを迎えました。
ないものを挙げるのは好きではありませんが、体力(健康)・経済力・人徳・特技…どれも、あるとは言えない状態です。
愚かなシニアの行く末いかに、という感じですね。
とは言え、停滞してばかりいるのも哀しいので、何か行動をすることで心の落ち込みから解放されると思い、いくつかの新しいことに挑戦することにしました。
少しずつ変わり始めていることを糧にして…
そこで、今までのわたしなら、やろうと思わなかったことをいくつか始めました。
簡単な習慣を取り入れる、からだを鍛える、愚直に練習をする、そんな内容のことです。
大々的な再出発ではなく、本当に小さなことから始めました。
「続ける」ということに対して、自分はどうせダメと思って生きてきました。
ところが、そんな「続けられない」わたしが、なぜか続けられることがいくつかあるように変わってきました。
どんなことをしているかは、ブログの中で紹介していきたいと思います。
そして、自分でもわからない、続けられている理由も考えてみようと思います。
続けられることが増えてくると、少しずつですが変化が訪れました。
自分のことを不幸だと思っていたけれど、このうえなく幸せだと思えるように変わりました。
もちろん、自分のちからだけでは、こんな心境になれなかったと思います。
わたしの助けになってくださったかたがた、役に立ってくれた様々なことなども、感謝を込めてこの先のブログの中でも伝える機会を作りたいと思います。
記事が少しでも増やせるように努めますので、どうぞよろしくお願いします。