失業して無職でいたころ、悩みが次から次へと脈絡もなく浮かんできていました。
それぞれの悩みが、深刻なものなのかどうでもいいことなのか、それさえも冷静に考えられず、悩んでいる→どれも困ったこと→お先真っ暗、という心境でした。
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そんな気持ちのままこの先も過ごしていくのは嫌だと心の底から思いました。
自分を否定して(されて)ばかりで落ち込んでいたわたしのこれからが少しでも明るくなるように、そんな願いで、今までと違う新しいことを始めてみることにしました。
(「生きづらかった」過去、そして克服しようと思っていることは、次の記事にまとめてみました)
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50代から新しいことを始めるにあたり、自分の悩みを洗い出すところから考えてみようと思います。
50代の悩みランキングは参考になるのか
「50代の悩みランキング」をいくつか見てみましたが、多様すぎて、共感できる部分もあったりなかったりでした。
悩みの種類は本当に多様で、深刻さの度合いも人それぞれのようですね。
ランキングを見ている中で目立ったのは、「50代は悩みが一番多い世代」というような表現でした。
健康・仕事・お金、そして目の前に迫った老後のことなど、自身の悩みだけでなく、親の介護、家族(配偶者・子供)のことも含めて考えることが山積みだからかもしれません。
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仕事のキャリアもなく配偶者もいないわたしは、悩みは少ない気がします。
(むしろ、仕事のキャリアや配偶者が「ない」ことを悩むべきかもしれませんが、ないものを悩めないのでそれはそれでよしとしておこうと思います)
というわけで「悩みランキング」にこだわらず、わたし自身のことを振り返ってみることにしました。
自分の悩みを書き出してみました
【からだ部門】と【こころ部門】で分けてみることにして、以下のように悩みが仕分けできました。
からだ部門
どうやら一番わたしが気になっているのは「からだ」のことのようです。
ひとことで「からだ」といってもいろいろなので、さらに5つに分類しました。
肌のこと
以前は、肌のことで悩んだことがあまりありませんでした。
若いころは、おごりがあったのでしょう。
手入れを熱心にするとか日焼けに気を配るとか、あまりしてこなかったため、そのつけが今に出てきているようです。
具体的には、シミ・くすみ・たるみ・しわ・炎症などのトラブル。
思いつくだけでそれほどたくさんあります。
![肌トラブル](https://mint-26.com/wp-content/uploads/2023/12/4662252_s-min-500x334.jpg)
髪のこと
地肌が見えやすくなったのが気になります。
つまり、薄毛ですね。
![髪のぱさつき](https://mint-26.com/wp-content/uploads/2023/12/24756781_s-min-500x334.jpg)
そして、ハリとツヤがなくなり…
さみしい気持ちになっています。
体型のこと
20代のころも体型で悩んでばかりで、スタイルには自信がまったくありませんでした。
だけどまだその頃のほうが、今に比べると少しはましだったことでしょう。
今は、どこもかしこも下に引っ張られています。
そのうえ、立ち姿のバランスや姿勢も悪いため、格好悪いたたずまいです。
体力のこと
加齢とともに身体能力が衰えるのはあたりまえだと思いますが、体力が激落ちしています。
転ぶのが怖くて、いつからか走ることができなくなりました。
急いで歩くと、すぐ息切れします。
階段を上るのも、3階以上はきついです。
健康のこと
20代、30代は、健康だけが取り柄、などと言っていましたが、40代でそれが大きな勘違いだったと思い知らされました。
乳がんにかかりました。
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治療を終えたあとも、免疫力が低い感じがすることがたびたびあります。
血糖値が高い、便秘がち、肌トラブル、などあなどれないことや、加齢のせいにされがちな、視力のおとろえ歯ぐきのやせ、悩みはつきません。
こころ部門
自己肯定感が低いこと
「自己肯定感が低い」という言葉がよく聞かれるのは、悩んでいる人が多いからなのでしょうか。
同世代の人とそんな悩みを分かち合ったことはないのですが、わたしのこころの悩みはすべてそこにあると言っても過言ではない気がします。
わたしだけが特別に悩んでいることでもないかもしれません。
スキルのこと
手に職がないので、キャリアで悩むことは、よくも悪くもありません。
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40代のとき、先のことを考えて、国家資格をひとつ取得しました。
その資格を使った仕事を「クビ」になったので、この先、このジャンルの仕事をすることはないと思います。
資格うんぬんでなくても、「できること」が何もありません。
何かを極めたとか、寝食忘れるほど夢中になれることがあるとか、そういったことは何もありません。
余談ですが、人脈は全くと言っていいほど、ありません。
老後問題
経済的不安があります。
わたしは正社員で働いた期間が少ないので、年金のみではとうてい暮らせません。
いつまで働くことができるか、というよりも生きていくには働き続けなければならないと思っています。
そして、けがや病気をしたときに、そばに頼れる人がいるかどうか…
老後の備えは足りていない状況です。
新しく始めたこと
悩みを整理したら、自分の気持ちが少しわかってきました。
すぐに解決できることはなさそうなので、直感で思いついたことから始めてみることにしました。
悩みを解決するのに直接つながっているかどうかは、今はわかりません。
回り道なことばかりかもしれません。
かなりゆるい行動だとは思うのですが、地道にやってみようと思っています。
新しいことを始めるとして何を選ぶか、それはちょっとしたことでも大きな目標でも何でもよいかと、今のところ軽い気持ちでいます。
ほかにもやってみたいことがたくさん思い浮かんできます。
前からやってみたかったこと、興味があったのに諦めていたこと、将来の役に立つこと、生活習慣を変えること、などなど。
その先に大きな目標を持つのもいいと思うのですが、今はそれは後回しです。
まずは、続けることは大事にしようと思っているので、とりあえずとりかかりやすいことから始めています。
続けることが大事だと言っても、一度始めたことが目指す未来につながらないと感じたり楽しくなかったりしたら、それはいったんやめて別の新しいことを始めてもよいことにしています。
もちろん、新しいコトばかりにもこだわらないでよいと思っています。
新しいことを始めるメリット
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新しいことを始めるとどんな変化が期待できるか、そして実際に起きはじめているか、書き出してみました。
- 心がときめく
- 行動することが、自信につながる
- くよくよと考える時間がなくなる
- 継続することで、自分を信頼できるようになる
- 脳が活性化する(ここから下の項目は、期待していることです)
- 得意になることが増える
- 興味のあること、ないことがわかり、時間の使い方が上手になる
50代からの時間を、人生で今までやりたかったのにできなかったことを回収することに充てたい。
それで悩みもなくなったらラッキー。
新しいことを始めたころは、そんな気持ちでいましたが、続けているうちにどんどん変化が訪れるようになっています。
新しいことを始めているおかげで、一言では言い表せないくらい本当に心が軽くなりました。
おまけに、こころからありがたいと感じられる日々を送ることができるようになりました。
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